処理案内

ACコート〈デルタ〉

ACコート〈デルタ〉

高耐食性と摺動性を兼ね備えた
ベースコート、トップコートの2層からなる皮膜

処理概要

ACコート〈デルタ〉は、ベースコート&トップコートから構成される、高耐食性の固体潤滑被膜処理です。
塩水噴霧試験2000時間をクリアする耐食性に加え、低摩擦係数である為、摺動性にも優れています。
ディップスピン方式の塗装システムですので、比較的安価で経済性に優れています。
既に自動車産業でも実績を持つ、高性能&低コストを実現する画期的な表面処理なのです。

ACコート〈デルタ〉

特 性

高耐食性(SST2000h)
亜鉛のもつ強力な犠牲防食により、耐食性を向上させるクロムフリー防錆塗装です
優れた摺動性能
低μのトップコート樹脂との組み合わせにより、優れた摩擦特性を示します
寸法変化が少ない
乾燥温度は比較的低温(180℃~240℃)ですので母材の組織変化を伴いません
薄膜(5~20μm)でも十分に性能を発揮します
浸透性が高く液だまりを起こしにくい

SST2000 時間(膜厚約8μm)

SST2000 時間(膜厚約8μm)

適用例

自動車部品
シートベルト部品・シャシー部品 ほか

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